新温泉町は平成17年に浜坂町と温泉町が合併し、誕生しました。 兵庫県の北西部にあり、平成22年に世界ジオパークネットワークへの加盟が認定された「山陰海岸ジオパーク」の中央に位置します。山陰海岸国立公園、 氷ノ山後山那岐山国定公園、但馬山岳県立自然公園等の自然公園指定区域が面積の46.3%を占めており海と山と温泉を包含する豊かな自然環境です。 北は日本海、西は鳥取県に接する地域で、内陸部は千メートル級の山々に囲まれています。
浜坂温泉郷を中心とした海と温泉のまち。名産には松葉ガニ・焼きちくわ・わかめなど潮の香、磯の味覚が旅情を深めてくれます。海岸めぐり、海水浴、湯治など年間を通じて楽しめます。
湯村温泉を中心とした自然豊かなまち。上山高原でのトレッキングを楽しんだあとに、湯村温泉に入って疲れを癒してみてはいかがでしょう。無料の足湯もあります。
日本海を望みたくさんの観光客が訪れる浜坂県民サンビーチ。ここに有る「松の庭」の正式名称は『浜坂海岸飛砂防備林』と言います。 本町の歴史をたどると、昭和初期まで、松林から現在の浜坂漁港を含む一帯は、海岸の砂地が続いていました。 この町史の内容からもわかるように、松の植林作業は当時の町民が次代に素晴らしい浜坂を送り届けようと、到底不可能とされた地に大変な作業を行っていたことが分かります。 今では「日本の白砂青松100選」にも選ばれており、当時の砂防林の役割りから更に観光のシンボル、憩いの場へとなり、キャンプや散歩を楽しむ事が出来るようになりました。 いまでもボランティアによる約4ヘクタールの松の庭の清掃活動が続けられています。
この施設は浜坂温泉配湯事業25周年を記念して平成20年4月にJR山陰本線浜坂駅前の一角にオープンしました。 一度に9名で足湯を楽しむことが出来、浴槽の底には玉砂利が敷き詰められ檜木のベンチがあります。
ユネスコ認定地質遺産「山陰海岸ジオパーク」のほぼ中央に位置する雄大な自然と地球誕生のロマンがよみがえる楽しさが倍増する遊覧船です。日本屈指とも言われる海岸美、大自然の神秘的な傑作をお楽しみいただけます。 2016年3月よりグラスボート就航!海底遊覧ができます。
浜坂駅前を中心とした新温泉町の賑わい創出のため、100年前に浜坂駅開業と合わせて建築された店舗を活用して整備しました。 駅利用者などへの観光案内を行うほか、地域コミュニティの活性化の為の活動拠点となる施設です。また、江戸時代から大正時代にかけてこの地域の主産業であった縫い針の歴史を紹介しています。 ※松籟(しょうらい)とは・・・松の梢(こずえ)の吹く風と言う意味があります。日本白砂青松100選に選ばれている浜坂県民サンビーチ「松の庭」に吹く風をイメージして名づけました。
「荒湯」は嘉祥元(848)年に慈覚大師によって発見された湯村温泉の源泉で、98度の熱湯が毎分470リットルも湧出しており、荒湯ではその高温の湯壺を使って卵や野菜、芋をゆでる事ができます。 また、荒湯のそばを流れる春来川沿いには「ふれあいの湯」とも呼ばれている足湯が三か所設けられており、ベンチに腰をかけて足をゆっくり浸しながら湯村温泉の川から沸き立つ湯けむりの風情を楽しんでいただけます。
杜氏館ではかつて酒造りに使われたさまざまな樽や酒袋、わらで編んだ深靴など酒蔵で使用していた道具類、また酒米や精米のサンプル、杜氏に関する資料などを展示、仕込からお酒が出来上がるまでの酒造りの工程を映像でも解説しています。 案内役は杜氏経験者が努め、酒造りの興味深い話を聞くことができます。
昭和初期の町並みを再現した湯村温泉博覧館「夢千代館」では、 夢千代日記の物語を展開しながら、人々が寄り添いながらも逞しく生きてきた、懐かしく、心温まる昭和の時代を再現しました。昔にタイムスリップしたような懐かしい空間が体験できます。 受付で購入できる専用の便箋に手紙を書き、館内の丸型ポストに投函すると一年後に届くという「夢てがみ」も好評です。
湯村温泉会館「薬師湯」は、露天風呂やサウナも完備された共同浴場です。歴史は古く、町の人や来訪者で賑わっています。 無色透明の湯は石鹸の泡立ちもよく、刺激が少なく新陳代謝を促進し肌の老廃物を排出する「すべすべ」の美人の湯です。浴槽は主浴槽と泡風呂を楽しむことができます。
湯村温泉の春来川沿いには、芸能人や文化人の方々の手形があります。NHKテレビドラマ・夢千代日記の放映以来、湯村温泉は全国で脚光を浴び、 その後に舞台や映画で繰りひろげられ、多くの芸能人や文化人が湯村温泉を訪れています。 「夢千代日記」の作者・早坂暁さんや女優・吉永小百合さんをはじめ、歌手やスポーツ選手など各界で活躍する著名な方々が手形を残されています。 どんな方の手形があるか、ゆっくりと散策してみてください。
男山石清水八幡宮の分社としてある八幡神社。日本三古塔のひとつ、五輪の石塔があります。 地元民は又の名を「千年釜」と称え、更に「イボ神様」として親しまれています。「イボ」でお悩みの方は、この石塔と「イボ」を割り箸でつなぎ、 「イボイボ渡れ、この橋渡れ」と三度唱えるといかなる「イボ」も消えてなくなるとか・・・ また、夢千代日記の作者 早坂 暁氏の歌碑や夫婦円満の夫婦杉もあり、拝殿には荒湯天狗の基になった天狗の面が飾られています。
リフレッシュパーク湯村は湯村温泉の源泉を利用した自然の中の温泉公園です。 屋内、露天に繰り広げられる様々な浴場に、25メートルの室内温水プール、幼児用プールを完備。 寝湯、うたせ湯、低温サウナ、うずまき風呂など、男女別の屋内風呂は温泉気分を存分に味わえます。
荒湯を見下ろす場所に正福寺があります。 伝教大師最澄上人がおよそ1200年前(延暦25年・806)に創立した天台宗の流れを汲むお寺です。 境内には、町指定の天然記念物「名木正福寺桜(ナラヤエザクラの変種)」があり、 春には一見ボタン桜のようなガク片が10枚にメシベが2~4本という珍しい桜を咲かせ、多くの人々を魅了します。
昔、神功皇后が三韓遠征のため、越前国笥飯浦の港を出発しましたが、三尾沖で濃霧にあいました。重臣が神に祈ったところ、三尾の漁師が日和山でたいた「かがり火」が見え、皇后はそのかがり火に導かれて無事三尾浦についたという「御火浦伝説」が残ります。 三尾漁港の東前方に「三尾大島」と呼ばれる島があります。ここを中心に、岸田川河口から香美町伊笹岬までの海岸一体は日本海の荒波で侵食された凝灰(ぎょうかい)岩、花こう岩などの変化に富んだ景色が多く残ります。この地域一体は地質学の宝庫として、学術的にも注目されています。
芦屋坂から城山園地に向かうと、つづら折る道の視界が大きく開け、諸寄港が一望できる駐車場に着きます。 ここから見る諸寄の美しい海と日本海に沈む夕陽は絶景です。春にはきれいな桜が咲き、桜の名所のひとつです。 この公園には、岡垣徹治の歌碑と第一回前田純孝賞歌碑が建てられています。また、遊歩道を北に進むと浜坂港や浜坂の町を一望することが出来る場所に加藤文太郎顕彰碑も建立されています。
遊歩道が整備され、町道から歩いて40分という距離もあって週末になると大勢のお客様が訪れます。この滝は、高さが約10メートル。 洞窟の中に落下の起点があるので外からは見えませんが、ひざ下ぐらいまで水に浸かって洞窟の中に進むと美しい景観が現れます。
古代がよみがえる!国内有数の化石産出地・新温泉町に、全国初の昆虫化石博物館が誕生!珍しい昆虫化石をはじめ、地球の歴史を学習できる施設です。 化石解説パネル化石地層レプリカファンタビュー(立体映像)採集の仕方パネル採集道具展示実物展示採集テーブル化石物知りQ&A化石ヒストリー・・等がありお子様のも解りやすい内容です。
湯村温泉の歴史は古く、嘉祥元年(848)慈覚大師によって開湯されたと伝えられています。 荒湯(あらゆ)と呼ばれる泉源では、摂氏98度の高温泉が毎分470リットルも湧出しており、地元の人や観光客が玉子や山菜などをゆでる姿もみられます。
昭和53年、消雪用水源の掘削ボーリング工事中に突然湧出した温泉。 各家庭を全長18キロメートルのパイプでつなぐ「みんなげ湯の町システム」が整備され、一般家庭への配湯戸数は全国一を誇っています。 旅館はもちろん、家庭でも「蛇口をひねれば温泉」に入ることができる夢のような温泉です。
昭和30年に井戸を掘っていて偶然に発見された温泉で、当時は田園の中に浴槽が作られた露天風呂でした。 現在では、公衆浴場がオープンし、源泉100%かけ流しのお湯が人気の温泉です。
昭和39年に摂氏44度の温泉が湧出しました。 公衆浴場は無く、公立浜坂病院や介護老人保健施設「ささゆり」で利用されています。
平成元年、観光農園などに利用するために新温泉町歌長で掘削しました。
現在では、「特別養護老人ホームゆむら」と「ログハウスカナダ」に配湯しています。
画像:ログハウスカナダ
浜坂港と浜坂県民サンビーチの一角にある山陰海岸ジオパークの拠点施設です。 館内には、日本海周辺の地形模型やさまざまな岩石を展示しています。顕微鏡で観察したり、実際に手で触れたり体験学習もできます。
但馬牛をはじめヤギやヒツジ、ウサギやワラビーなど動物たちと遊んでみませんか。 但馬牛博物館では、但馬牛の歴史を分かりやすく紹介しています。レストランや宿泊施設、スキー場もそろった観光施設です。
上山高原周辺の地域を“博物館”に見立て、自然や地域ならではの文化に親しむ体験プログラムを行っています。 ブナの森やイヌワシが飛ぶススキ草原、数々の滝など、四季折々の美しい自然を満喫していただけます。
「先人記念館・以命亭」は森家・七釜屋屋敷を改修したもので、 玄関には七釜屋の家紋を染めぬいたのれんがかかり、のれんをくぐると古にタイムスリップしたかのような空間が広がってます。